奇抜な髪型はNGです
どうしてキャバクラで働くなら奇抜な髪型をしてはいけないのか?というと、キャバクラでの主役はキャバ嬢ではなくお客様だからという重要な事実があります。あくまで「接客業」ですので主役がお客様だということを忘れてはいけません。
芸能人や歌手やモデルの場合はお客様になる対象の分母が大きく、また年齢層や性別などばらつきがありますので、奇抜な髪型や尖った服装をする人間に憧れる人が少なからず存在しますし、そういう人達がファンになってくれます。
個性を追求するというのは芸能界なら戦略として成立します。
しかしキャバクラの場合はお客様の対象になるのはほぼ男性、それも年齢層が上の男性です。
ごく一部のカリスマキャバ嬢と呼ばれる人気嬢になれば女性客もつきますが、ほとんどは男性のお客様からの指名を得る為に頑張らなくてはいけません。
お客様はキャバ嬢に憧れるというよりは、ときめきや癒しを求めてお店に飲みに来ます。
個性を主張し過ぎて自分が主役だと考えているキャバ嬢と話すのは癒されず居心地が悪いと感じてしまいます。
相手がどう思うか?という視点で考えるのはどんな仕事でも重要な事です。
お客様がどう思うかという観点で考えて接客することのできないキャバ嬢にお金を使おうと思うお客様は非常に少ないです。
お客様はキャバ嬢と話したくてお店に来るという事を考えて、キャバ嬢らしい髪型を心がけましょう。
髪型で自己主張しなくても、自分らしさがアピールできるポイントはたくさんあります。
今日は数ある髪型の中で特にナイトワークでウケが悪い髪型を3つ紹介します。
奇抜なカラー
ピンクや青、緑やパープルなどの通常ありえないような奇抜な色の髪型は、女性目線ではおしゃれだと思うかもしれませんが、お客様ウケはすこぶる悪いです。
特にキャバクラやラウンジ、高級クラブなどの主要な客層である年配の男性であればあるほどウケません。
髪の毛を染めるならブラウン系やアッシュなどの街でよく見かける色味が無難です。
また、最近流行っている髪の毛の内側にピンクや青などの色を入れるインナーカラーという染め方も、指名客が多くないキャバ嬢は挑戦しない事をおすすめします。
そもそも男は髪の毛の中から青い毛がチラチラ見えてもときめきません。ここに個性を求める必要はありません。
艶があろうがロングだろうが、派手な髪色はなんだかアニメキャラのようにみえてしまい色気を感じないため話していて落ち着かないと思います。
ツインテール
この髪型は若くないと結構痛いです。個人差がありますが、たとえ18歳であっても顔立ちによっては普通にアウト。
かなり子供っぽく見えてしまうので、大人っぽい顔立ちのキャバ嬢なら若ぶっているようにみえますし、童顔なキャバ嬢なら芋くさくなりますのでプラスになりません。
ツインテールが好きだというお客様はキャバクラではなく風俗が好きな場合が多いので、積極的にツインテールをするのはやめましょう。
三つ編みなども子供がするような髪型になるのでよくありません。
どうしても三つ編みがしたいなら編み込みを一部分に入れるくらいの控えめなアレンジでとりいれるといいでしょう。
イベントなどにするのがいいですね。同じテールならポニーテールがおススメです。
うなじがチラチラ見える髪型に男は弱く、髪の毛が動くたびに揺れるのもときめくという意見が多いですのでポニーテールは有効活用できます。
ひっつめて結んでしまうと隙がなく見え、下の位置でただ結んだだけの場合は主婦っぽく見えてしまうので、高い位置で結んだあとに髪の毛を少しほぐしたり、結び目をアレンジしたりと、ポニーテールもちょっとアレンジを入れると可愛いと感じます。
ベリーショート
さっぱりとさわやかな印象があるショートヘアではありますが、髪が短すぎるとそれはそれで「いい子なんだけど男にしか見えないから指名しない」と思うお客様は多くなります。
少年ぽくなってしまうのでキャバ嬢らしさは正直言ってありません。
それに忘れてはいけないことは、ベリーショートは人を選ぶ髪型です。
髪の毛で輪郭が隠せないので、顔が大きかったりエラがはってたりするとそれが目立ってしまいます。コンプレックスがあるならそれを隠せる髪があるほうが便利です。
昔も今もキャバ嬢に疑似恋愛を求めるお客さんは多いですし、女らしさを感じるキャバ嬢の方がお客さんは無意識に甘くなります。
ロングヘアでないとダメなお客様と、ショートヘアでないとダメなお客様なら、確実に前者の方が多いです。
よりたくさんの指名をつかみたいなら、ロングヘアにしてお客様に女性だと言うことをしっかりと意識させた方が効果的です。