「心構え」の次は「実践」です
前回はダイエット中に同伴に行く際に気をつけた方が良い食べ方について解説しました。食生活の心構えのようなものですが、これは日常生活だけではなく同伴などの特別の場合も同じです。
というか同伴の場合、日常生活よりも良いものを食べに行く可能性が高いですから、こういう場面でハメを外して食べ過ぎてしまうのは太る原因にもなります。
今回は前回の心構えを踏まえて、具体的にどういうお店にお客様を案内すべきなのかについて考えます。
どんなお店がいいのか?
同伴の約束をした時にお客様から「行きたいお店ある?」って聞かれるかと思います。
その際にどういうお店を希望すれば太りにくいのか、代表的なものを4つあげてまとめてみます。
- 焼き鳥屋
- 寿司屋
- 焼肉屋
- 蕎麦屋
まず「焼き鳥屋」ですが、鶏肉は高たんぱく、低糖質、低カロリーでダイエット中の強い味方になります。プロスポーツ選手のダイエットでも脂身を取り除いた鶏肉はよく食べられます。
焼き鳥は塩で食べた方が糖質が高くなるのを防げるのでなるべく塩で食べるようにしましょう。
焼き鳥で太りにくい部位は軟骨、レバー、砂肝、ささみ、胸肉です。反対に太りやすい部位は皮、ぼんじり、つくねです。
太りやすい部位さえ食べないように注文すれば、糖質がほとんど含まれない焼き鳥は優秀な外食と言えるのではないでしょうか。
次に寿司屋ですが、生の魚にはDHAやEPAという血液の余分な脂肪を減らすオメガ3という脂肪酸が豊富に含まれています。
その上ヘルシーなので同伴にもおススメですが、それは魚の話です。
結局握り寿司はお米をがっつり食べることになってしまうので避けた方がいいです。
かといってお寿司を頼んでおいてシャリだけ残すなんて食べ方は男は絶対に引くのでやめた方がいいので悩ましいです。
ちなみにカロリーが低いネタは貝類、エビ、イカ、タコです。
貝類は高タンパクで低カロリーですし、海鮮類に含まれるタウリンは肝機能を高めてくれます。中トロや穴子はカロリーが高めなので、避けた方がいいでしょう。
また、お寿司屋さんはドリンクでお茶を頼みやすい外食です。
あったかいお茶は体を温めてくれるし胃腸にも良い影響を与えるので、そういった意味でもオススメです。
焼肉屋は何となく太りやすい外食に思えるかもしれませんが、意外とそんなことはありません。
太りにくい部位だけ食べるようにすれば、しっかりとたんぱく質を摂取できますし、筋肉量を保つためにはたんぱく質の摂取は不可欠です。
たんぱく質は髪や皮膚の元となるので、それが不足すると肌荒れや髪のパサつきの原因になってしまい美容に悪影響です。これはナイトワークで働く女性としてまずいです。
まず前提としてお肉を食べる前に、キムチやわかめスープ、サラダなどを最初に食べることで食べ過ぎを予防することができますし、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
カロリーが低めでおススメの部位は内臓系です。レバーやホルモン、ミノなどはそこまで高カロリーではありません。
タン塩も低カロリーなので頼むべきです。タン塩にはつきもののレモンから疲労回復効果のあるクエン酸や、シミやソバカスをなくす作用のあるビタミンCを摂取することができますので更に有益です。
ちなみに焼肉を食べながらビールを飲むのは美味しいですが、ビールには糖質がたくさん含まれているので正直お勧めしません。
焼肉を食べている時にお勧めの飲み物はウーロン茶ですが、お酒を頼まないといけない雰囲気なら、ウーロンハイを頼みましょう。
しゃぶしゃぶの方がヘルシーに見えますが、実は焼肉の方がヘルシーなのも知っておいて損はありません。
ではちょっとマイナーですが、蕎麦はどうでしょう?
麺類なのに大丈夫なの?と思うかもしれませんが、実は蕎麦はGI値が低いんです。
GI値とは、血糖値があがるまでのスピードを表した値の事をいいます(値が高ければ早く、低ければ遅い)。
GI血が低ければ低いほど血糖値の上昇がゆっくりになるので、満腹感が持続しやすくダイエット向きだと言われています。
蕎麦のGI値は55で、うどんは85、白米は84、食パンは91なのでそれを考えれば低いです。ただし蕎麦にはそば粉と小麦粉が使われているので、配分の割合には気をつけた方がいいです。
まとめ
今回は、同伴時におススメな外食メニューについて記事にしてみました。
ダイエットをしてるのではなくん、あくまで枝豆や豆腐、焼き鳥が好きという認識をお客様にしてもらうようにすれば太り過ぎずの食事に行くことなく済みます。